クリスタル・パワーストーンや天然石等に関するコラムコーナー。パワーストーンとの付き合いの参考にしてみてください。なお、コラム作者は当時のスタッフのものもございます。
誕生石について 誕生石は、守護石として用いられ、身に着けていると、幸運を引き寄せ幸せになるといわれる等、古より伝わってきました。 誕生石は、様々な活用方法があり、護身用として、呪術用として、意識の活性化させるツール等として用いられてきております。 誕生石という概念は、18世紀頃に、ユダヤ人により習慣化され広まったと云われています。 その誕生石の起源はいろいろありますが、新約聖書に記されているエルサレムの城壁の土台石に飾られている石に関係するという節が有力のようです。 20世紀に入り、たくさんのユダヤ人がアメリカに移住しました。そのユダヤ人の宝石商は、宝石を販売する手段の一環として誕生石というキャッチコピーを用いたそうです。1912年、アメリカで行われた業者の大会で、宝石組合が誕生石を選定しました。続いてイギリスが、新しい誕生石を選定し、これを基準にして他の国々も誕生石を選定しました。1958年に日本の誕生石も選定され、日本の誕生石は「東洋七宝」の中より、3月に珊瑚、5月に翡翠を付け加えました。下記がそのリストになります。 世界の誕生石
しかし、宝石業界ではなく、占星術の世界では、下記のように星座毎に石の対応があります。なお、西洋占星術にも様々な派があるため、ご存知の対応と下記の内容が異なる場合がありますことをご了承ください。 西洋占星術:12星座の宝石
また、インドの占星術のジョーティッシュでは、下記のように惑星によって石の種類が決まっています。インドの占星術ジョーティッシュは生まれた時刻・場所の緯度・経度など細かく使うため西洋占星術の星座の割り出し方が異なります。 インド占星術ジョーティッシュ:星座の宝石
このように、占星術上のストーンが設定されており、宝石業界設定の誕生石とは異なります。占星術は古より伝わる伝承や伝説的な事柄が絡んでいると考えられ、主に太陽系の中の地球の位置関係、つまり地球と惑星との関係性が強くあります。地球は様々な惑星からの引力が常に生じており、日々その影響を私たちは受けていると考えられます。 石たちはその惑星の波動を受けながら生成されており、惑星の支配関係から、影響力の高い石と共鳴することが考えられます。伝承的な占星術で各星座に分類される石たちは、影響力が高い惑星のシンボルであると考えられます。 誕生石(占星術の石も含めて)の存在は、宇宙の中の自分をどれだけ感じるためにあると思います。誕生石をつけることで、地球にいる自分を強く感じること、つまり存在という大きな力をより意識的に感じることができ、それが「喜び」に繋がると思います。 それでは、どの誕生石・占星術を活用すればよいかですが、これは直感的な感じ方や態度によると思います。「この占星術が気になる」「この占星術が好き」「この国が好き」というような気になる感覚です。どれが「正しくて」どれが「間違っている」ということはありません。好きという感覚がとても大切だと思います。 誕生石の活用方法の参考例は、下記になります。
あなたの活用方法を探してみてください。
スピリチュアルストーン 2004/04/14 改定
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