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石と形
一也
生業をグラフィック・デザイナーとしている私は、やはり形に力があると信じているからである。アイ・アム・パワーというエハン・デラヴィ氏の著書ではエクササイズ84項目の全てにイラストを書いたが、出版社に寄せられたアンケート葉書の中に、「イラストが良かった」という感想をいただいたときは涙が出るほど嬉しかった。もしこのコラムを読んでいてくれたならこの場を借りてお礼を言いたい。「あなたのおかげで私がどんなに元気付けられたかわかりません。どうもありがとうございました。」こうしてコラムやイラスト、講演や歌などを人前に発表していると、共鳴してくれる人もいれば、批判もいただく。勿論、批判を恐れては何も発表できない。
そんなことはさておき、形に不思議な力があるのは、何も怪しいことではない。十字架やピラミッド、曼陀羅などはどれも形に意味があり力があることを古代の人も知っていたのだ。であるから、石の形が変われば当然のことながら波動が変わる。波動が変われば意識への影響が変わると言える。
言わば、形と色は現象界そのものを表現しているとも言える。そして無限大のエネルギーが産んだアートそのもでもある。かたこと話す幼児が「まるいしろ、あお、さんかく、あか」と積み木を指さしながら嬉しそうに言うのを見たときに感じたのは、その形と色のシンプルさに含まれた、魔術的とも言えるほどのパワーであった。
我々、人間は複雑な生き物だ。進化するにつれて多様化し複雑になっていく。その我々現代人は、瞬間瞬間の中に全開で生きる子供のシンプルさに学び、犬や猫、鳥や熱帯魚などのペットの自我のないシンプルさに学び、観葉植物や家庭菜園など光にまっ
すぐに伸びていく植物のシンプルさに学び、石の究極のシンプルさに学ぶのである。
その石が丸いか、四角いか、三角か、十字か、自然の形か、動物の形かでは、かなり違うものになる。一概にこれはこうとは言えないが、微妙に違うのだ。是非、検証していただきたい。
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