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石から聞こえる想い
赤鹿 麻耶(兵庫県在住)
ひとつひとつの「もの」には意志がある。
どんなものでも。
石を小さくすると砂になる。砂を固めると山になる。逆に山は砂から出来てる。
砂は小さな石から。土も、そして路も、コンクリートの道も。
木は山で育つ。その木で家は出来てる。
「木」と「氣」「石」と「意志。みんな一緒。
すべて同じものから出来てる。
だから、すべてのこの地球上にある「もの」には「意志」があって
みんな感じることが、出来るはず。
そう、身近にある、ちいさなちいさな石から・・・
私の右手にいつも居るのは、ルチルクオーツ。
離れていても絆を強くしたくて、もっと深めたくて
手にした、「初めての石」
水晶の中に金の針がとても綺麗で、きらきらしてて
そして腕にしっくりきて、とても気に入った。
毎日、さわってはくるくるまわして眺めて
話しかけてた。「きれいやね、いいこやね」って。
それから仕事も楽しくなった。
ほんと水晶のごとく、毎日が楽しくてうきうきして
まるでルチルの中にいるみたい。
きっと、私があげたあの人にも同じように日々が
楽しくて、輝いてるに違いない! そう思える。
だから祈りも込めて、あの人に届けと「いつも一緒やで」
ルチルは、私の中に溶け込んで、一心一体になってる。
「想い」を届けたくて。
次に出逢ったのが、カーネリアン。
元気の無かった私は、ふと惹かれたあの紅い石を手にしました。
「なんか、いいな」
私の元に来てくれた紅い石、「カーネリアン」はみるみるうちに
私を元気に、活発に、そして勇気をくれました。
紅く染まるこの石は、いつでも淡く、時に深く綺麗な色を見せてくれました。
そして・・・ある日のこと、その紅い中に一筋の「線」を見つけました。
その「線」は日毎伸びて・・・
いつしか綺麗に染まる「紅い三角形」を描いたのです。
その「紅い三角形」は、私に「動くこと」と「変化」を意味していました。
じっとしていてはいけない、自分からうごかなくっちゃ!!と。
そう、幸せなんて自分でつかみにいかなくちゃ、待っててもこないよ。
「想い」も「届く」のを「待つ」のではなく「伝え」に行かなくちゃ!
その勇気ときっかけと、何よりそう自分に「気づかせてくれた」
あの紅い紅い「カーネリアン」・・・
まだ、三角形は消えて無い。
私はまだまだ自分から動かなければと、そう思う。
紅く、より鮮やかに輝くこの紅石は、いつもいつも私の側で一緒に居る。
そして前に進む「勇気」を与えてくれている。
受け取ってみて。ささやかな、そして確かな「意志」を。
2004/1
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