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消えた水晶
一也
私は石の中でも水晶が特に好きである。水晶は透明で美しく、六角錐の形も魅力的である。そして特性はきわめて素直で強烈なので、解りやすいと思う。思念が増幅するのだ。良い思念も増幅するし、悪い思念も増幅してしまう。つまり水晶を持つと良い思念を持つほかなくなるということだ。
水晶は一般的には左手に持つと受信、右手に持つと送信と言われるが、尖った方を内側にするか外側にするかでも違ってくるようだ。当然、部屋の中のどこに配置するかで部屋の波動が変わることは言うまでもない。人によってや部屋の環境によって異なるので、自分で実験しながら検証すると良いだろう。
また水晶は持ち主の状態とシンクロする。輝きが増したり、鈍くなったりする。持ち主の意識がシフトすると中に虹が入ったりする。光が鈍くなったときは水晶も疲れていると考えて良いので、栄養を与えよう。海水に漬けるとか、太陽光に当てるとか、天然塩に埋めるのも良い。元気が復活するのが明らかに判る。それはまた自分に繁栄されるので、試してほしい。
神社のお清めの水に一日漬けておいたら、消えてしまったという話を何人かに聞いた。石の旅という話では、石が消え、そして再び現れるという、ちょっと信じがたいことについてを触れたが、私自身も実際に起こるまでは、そういった話は信じられなかった。石に限らず不思議な体験は何度もあるが、それらは今でも一体何だったのか理解できないものが多い。
私の一番大事な水晶は、折り畳み式の携帯電話ほどの大きさなのだが、ある日、何気なくポロシャツの胸ポケットに入れたら、数秒後に重みがなくなった。ポケットに穴が空いてるのかと思ったが違った。部屋のどこにも跡形もなく消えたのだ。そして、その晩に夢を見た。夢というか金縛りの時のようなトランス状態で、寝ている私の掛け布団の上に水晶が立っていた。目がさめた瞬間に私は掛け布団の上に手を伸ばした。左手の中に水晶が転がって来た。
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